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このエントリーを含むはてなブックマーク 2006.09.03    バカ社長放浪記〜大分へ2

前回のつづき。

前に続くは、アスファルト。

後ろに見えるは、先ほどまで自分が通ってきたアスファルト。

その道は我が家まで繋がっていたはず。

しかし、そんなことは感じさせない、その無機質さ。

国道故に、道路だけは立派だが、逆にそれが孤独感を際立たせる。

19時を過ぎ、日の光は徐々にその威を闇に奪われ、

残すのは、半泣きのバカ社長。



ぽっつ〜ん。



あぁ、一人ぼっち。



余りの寂しさに当時の彼女にメールします。

が、元々止められていたのに、弱気なこと言ったので、

見事に怒られる始末。



でもよ、これが男のロマンなんだよっ!!

女にはわかんねーかもしんないけどっ!!

と、言い訳をしつつ、彼女にあきれられつつ、

泣く泣く進みます。



そして、とうとう赤穂市に突入。



赤穂浪士の赤穂市かぁ。



とか、



赤穂の塩の赤穂市かぁ。



等、全く思わず。

標識に書いてある岡山までの距離を見て、

自分を励まし続けるので、精一杯。



そして、とうとう日は暮れ、闇。

国道なので、車はたまに通るんですが、歩道が無いので、

車道を走るしか無いチャリンコ大好きバカ社長。



っつーか、みんな車が少ないからってとばし過ぎっ!!

怖いっつーのっ!!

さらに、チャリなんかいるなんて思わんやろーから、

もしかしたら、端っこ走ってても轢かれるんじゃねーの?

って、いう怖さもあり。



お尻が燃えるように熱いんですが、

そんなこと気にしてられない。

そして、もぅ周りは民家っつーか、人の気配ゼロ。

登ったり下ったり、同じ景色の道を進みます。



そして、その日何度目かわからない休憩。

その時になって、バカ社長はとうとう現実を受け止めます。



今日中に倉敷まで行くのは無理だ。



もぅ、身体も心も持たない。



そう思い、今日泊まる予定だった、友に電話をします。

彼は、高校時代の部活のキャプテンで当時から消防士として倉敷に就職。

会うのは、久しぶりだったので、残念だなぁ。



『スマン。今日中に行けそうに無いから、先に寝といてくれ。

ほんまにスマン。』



と、言おうとした。



「あ、もしもし、バカ社長?いつ来んのぉ?」



いや、今日行けそうに無いから・・・



「え?何て?!もぅ、何時に着くんよっ?」



あ、だいぶ遅くなりそぅやから・・・



「え?遅くても待ってるから、倉敷着いたら連絡してなぁ〜!!」



ガチャ、プープー



・・・???



いや、昔から人の話よく聞かない人やったけどさ。

もう一回電話すべき??

しばし考えました。

しかし、最後の一言、



『遅くても待ってるから』



キャプテンが待っている。



いや、キャプテンが来いと言っている。



これは、命令だ。



わかったよキャプテン。俺行くよっ!!



母親からも「無理せずホテルに泊まるように。」

という優しいメールも入ってきて、感動しますが、



かーちゃん。でも、キャプテンが待ってるんだよっ!!



倉敷まで行く決心をした(させられた?)バカ社長。

大声でルパン三世のテーマを唄いながら、疾走します。

登って下っての繰り返し。

無駄な労力使いたく無いんで、下りはノンブレーキ。

自転車のライトの光と勘を頼りに暗い道をすっ飛ばします。

しかし、小さい歩道がある下り坂を走っていた時、

数少ない民家の暖かそうな光に目を奪われ、

車道側へ落下。



見事に一回転。



イテテテテ、車来てたらやばかったな。



屈伸をして、身体に異常が無いのを確認しながら、

自転車を立たせて、再出発。



が、ペダルが動かんではないかぁぁぁぁっ。



つづく
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