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このエントリーを含むはてなブックマーク 2006.11.08    初めての告白

高校時代。

バカ社長はハンドボールというマイナースポーツに明け暮れていました。

お遊び程度に運動がしたいということで、入部したのですが、

いざ、入ってみると、野球部、女子バレー部と並んで練習が厳しい部活でした。

先生もかなり気合いの入った方で、よく怒鳴られ、愛のムチを頂いたものです。

そんなわけで、来る日も来る日もハンドボールをしていたのですが、

高校生っていやー、色気づくお年頃。

誰も見てないのに、無駄にお洒落に気を使い始めたり、

部室ではエロ本を回し読みしたりと、性に目覚め始めていたのでした。



そんな中、なぜか部員内で、



「俺たちこのままでいいのかっ!?」



と、いった議論が。



「高校時代っていやー、人生でもっとも青春を感じる時期やんっ!?

このままでは、ハンドボールの思い出しか残らんではないかっ!」



と、言ったわけで、



「みんなで告白しようぜっ!!」



ルール説明

    ・日を決めて集まり、みんなで電話で告白をする
    ・好きな子がいない人はその日までに好きな子を作る


以上、2点。

それから、暫くの後、メンバーは集まりました。

総勢5名。

但し、1人は既に彼女がいたので、告白するのは4名。



バカ社長は、好きな人が存在しなかったため、

色々考えて好きな人を作りだしました。

その子は、中学時代に同じ塾に通ってた子だったのですが、

中学も違う学校で、高校は同じ学校でしたが、同じクラスではなく、

ほとんど喋ったことは無いという状態。



ただ、塾の時に隣の席でえぇ感じやなぁ。って思っただけ。



が、しかし、一度こいつに告白するぞっ!!

と、決めてからは、変に意識し出してしまい、



告白当日には、どっぷり恋に落ちていました。



抑えられぬこの思い。


告白せずにはいられない。


もう相手なんかどうでもいぃ



ただ、好きって言いたいだけなのよっ!!




そんなわけで、一人で準備完了。



当日を迎え、バカ社長の告白は2番目に。



1番手の人は、緊張の余り手をプルプル震わせながら告白。



フッ、若いのぉ。



横目で見ながら余裕のバカ社長。



で、結果は「後日伝えます。」とのこと。



おー、よく頑張った。



なぜか、上から目線でお疲れ様。

そして、バカ社長の番です。



いっちょやったるかー!!??

気合入れて電話します。

勿論、この時代携帯なんてありません。

ダイレクトに家に電話。



母親が出たらどうしよう、いや、父親が出たらどうしよう、

いやいや、そんなことよりいきなり本人出たらどうしよう。



さっきまで余裕のバカ社長色々考え始めてしまいました。

そして、フと気付けば、、、



手が震えてる・・・



ヌオッ!!こ、このワシが緊張してるというのかっ!?



否っ!!これは武者震いよっ!!



自分を勇気付けてダイヤル回します。

話し中であることを祈りながら。(本音)



プルルルルルル プルルルルル



うわっ!!かかってもたがなっ!!



当たり前のことにビクビクしながら、ゴホンと咳払い。



永遠とも感じられる3コールの後、おばちゃんが出てきました。



あ、あー、あー、ワタクシ○○高校の

バカ社長と申しますがK美さんいらっしゃいますか?



今思えばかなり目に不審者ですが、すんなり本人登場。



「あ、もしもし?」



あ、オレバカ社長ですけど。。。



「え・・・?」



あ、中学の時、塾で一緒やったバカ社長やねんけど。。。



「あ、あー・・・」



もしかして、覚えて無い・・?



「あ、、、うんごめん。」





ピッ、ピッ、ピィ〜〜〜〜〜!!





試合終了のホイッスルです。





初めから終わりまで完全に一人相撲。



そして、バカ社長の後ろでは、笑いを堪えきれない同志達。



っつーか、君達笑い過ぎっ。



しかし、既にヤケになったバカ社長、

そこで諦めず、一方的に好意を伝えてしまいます。



結果は後日ということで、





勿論、フラれた





そうして、バカ社長の淡い恋はしめやかに終わっていったのでした。
この記事は、 1 オモロ


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