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2007年07月一覧

このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.29 選挙メモリアル



負けちゃったね。アベちゃん。

yahooで上のフラッシュ流れてたんだけど、既に顔色良くない気が。



というわけで、今日選挙行って来ました。



何が良いって、投票所の小学校とかに行けるのが嬉しい。

普段、バカ社長がいきなり小学校に侵入したら間違いなくしょっぴかれるし。

今日も投票の前に、小学校のウサギ小屋でウサギ眺めてました。

バニーさんのことを思い出しつつ〜。



でも、バニーさんはミニウサギで、ミニウサギってわりには、デカいなぁ。

と、思っていたんですが、小学校にいたウサギめっちゃデカい。

これが、ノーマルのウサギですか?

猫よりでかくない?



そして、投票へ。



バカ社長は、20歳になってから、国政選挙は全部行ってます。

やっぱ権利は行使しとかないとねー。

と、いうわけで、テクテク投票しに行くんですが、

毎回、投票用紙には、友達の名前書きます。

白票ってやつなんですが、白票だとつまらないので。

で、家に帰って、テレビの中継見ながら、



あいつ受かったらどないしよ?



と、一人でドキドキしちゃいます。

ま、受からないんですけど。



ちなみに、比例には、『無人党』とか『エッフェル党』とか書いてます。



え?今年29歳ですが、何か?



投票集計してる人がこれを見て、どう思うんだろーか?

「プププっ」って笑ってくれるのか、無言で無効票のとこに捨てられるのか。

オレだったら後者だな・・・。



横浜に住んでた際に、一度だけ出口調査を受けたことがあります。

当時、田中真紀子が出馬して騒がれてたので、注目してたんでしょーね。

投票所出たとこで「共同通信の者ですが」と、スーツのにーちゃんが話しかけてきた。

その時も、白票投じてたので、「白票です」と素直に答える。

すると、そのにーちゃん、一瞬驚いた顔した後に、



「じゃ、いーです」



そして、一人その場に残されるバカ社長。



なんか、後ろにカメラとかあったんだが、

もしかして、田中真紀子って言ってりゃー、インタビューとか受けたんだろか?



いや、それは別にいいけど、そのインタビューの兄ちゃんの、

「は?何それ?」という表情が凄く傷付いた。



なんで投票して、こんなに傷付かなくちゃいけないんだぁぁぁぁっ!!



その晩は、選挙速報見ながらヤケ酒した。



というわけで、出口調査を体験できなかったわけですが、

実際、どんなこと聞かれるのか気になる。

どんなことを聞かれるのー?誰か教えてー。

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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.25 ジョニーよ永遠に

バカ社長の親友でジョニーという漢(オトコ)がいる。

一代記でも何回か登場している、平成には珍しい硬派な漢。

ジョニーについては、TOPページの『ジョニー伝説』を参照して欲しい。



そんなジョニーが、オーストラリアにワーキングホリデーに旅立った。

1年間帰って来ないので、中学からの友人クロちゃんと共に見送ることに。



すると、その時に「会わせたい人がいる」と言われる。

誰だと思いつつ、聞いてみると、

「実は、二日前に彼女が出来て、お前らに会わせたい」



告白しといて、二日後に旅立つって、何そのドラマ



しかし、ジョニーにやられると、なぜか納得してしまうぜ。



彼女に指輪を渡して最後の別れを惜しむ二人。



「いっそのこと彼女に空港まで送ってもらえば?」と、提案するも、彼女が、



「道に迷うからイヤ」



あ、そうデスカ・・・。



そんな二人の別れを見守って、クロちゃんも、約束があるので途中で別れる。

オレは、ジョニーを関空まで送る。



二時間弱かけて、空港到着。

時間が結構ギリギリだったので、駐車場に停めず直接空港横に乗り付ける。



車中、

「向こうについてから予定決まってんの?」



「全く何も決めてない。カバン一つで、気の向くまま。なんとかなるし」



相変わらず、格好良いやつだぜ。



荷物を背負って空港へ向かうジョニー。

ジョニー旅立ち

あれ?

カバン一つって言ってなかったっけ?何その重装備?

「一年間いるからなぁ」

めっちゃ計画的ですやん



「一旗上げて帰ってくるわ」

受付の前で、夢を語るジョニー。全く最後まで、格好良い男だぜ。

フライトの掲示板をチェック。

「どこ行き?」

「ブリスベン、ジェットスター航空」

掲示板

「えっと・・・。欠航って書いてるんですけど」

「え?」

立ち尽くすジョニー

立ち尽くすジョニー。



その姿すらキマってるぜ。



受付に確認後、

さっき交わした別れはどこへやら。

「ちょっと待っといて!」

受付のおねーちゃんに連れられ港内を颯爽と走るジョニー。

走れ、走るんだジョニー!

まるで、凶悪犯を追いかける、刑事だぜ



結局、トラブルで違う便で行くことになるとのこと。

しかも、時間がギリギリでもう出発直前。

「旅行会社から連絡ないねんで。酷い話や!」と、憤慨していたが、

君、携帯解約したやん。



話は少し戻って、

クロちゃんから「大したもんちゃうけどこれ食べて」

と、お土産におかきを渡された時、

「今、空港の持ち込み厳しいからなぁ。特にオーストラリアは厳しいねんよ」

と語っていたジョニー氏。

「オカキですらひっかかんの?」

「そうやな、今は色々厳しいからな」

「飛行機で食べたらええんちゃうん?」

「うーん、そうやけど、やっぱり厳しいからなぁ」



そんなジョニーさん。受付にて、

チェックを受ける

ライター没収される。

ライター多すぎ!!

ジョニーさん、ライターは一本までですよ。



デキる男は茶目っ気も忘れない。



そんなこんなで、バタバタしながらも何とか無事間に合い、

「じゃぁ、行ってくるわー!」

ジョニー旅立ち

そして、彼は機上の人になったのであった。



いやー、それにしても、笑わしてもらった。

交通費かかったけど、いいもん見せてもらったわー。

と、空港を出て、車に戻ると、



駐車違反のキップ切られてた。

違反切符

おぃ、ジョニー。お前どんだけ男前やねん。



婦人警官に色々質問されてるうちは、まだよかったが、



最近良いことないなぁ。。。



解放された後、青色キップ片手に落ち込んでいくオレ。



いや、落ち着け。

こんなはした金どーでもいーじゃねーか。



・関空までの高速代:4800円

・ガス代:1500円

・違反金:15000円



・ジョニーとの友情:プライスレス



うぉー!この熱さ男塾並みだぜ!



と、考えてみたんですが、

やっぱどー考えても、

ゴールド免許の方がプライスレスな気がしてならないオレでした。

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一言コメント
1 名前:バカ社長の召使い (謎) 投稿日:2014/10/22 00:01:00
おもろい

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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.23 訃報

うちの秘書のバニーさんが、亡くなりました。



先週の木曜日、仕事場に行った時、部屋の中を脱走してました。

腹が減っていたのか、部屋の中散らかし放題でした。

様子は変わりなかったので、餌を大量に与えて、客先に向かいました。



ただ、その前日に、虫が出没するということで、

ちょうど蚊取り線香を持っていってました。

それが、散らかってたのが少し気になってました。



翌金曜日、仕事場に行くと、もう冷たくなってました。



その日もすぐ客先に行かなければならなかったのですが、

さすがにこのまま放置するわけにもいかず、

小雨の中、ドロドロになりながら、庭の柿木の下にお墓を作りました。



バニーさんの亡骸を穴に埋めようとした時に、

季節のせいか、既に腐臭が漂ってて、

それ嗅いで、申し訳なくて、涙した。





心の中で何回も謝って仕事に行きました。



後で確認したところ、

やはり蚊取り線香が一巻きのほとんどがなくなってたみたいで、

バニーさんが食してしまったようでした。



もっと餌やっとけば良かった。

カゴもっとちゃんと閉めとけばとかった。

蚊取り線香持っていくんじゃなかった。



嵐のように後悔。



でも、亡くなった時は、前の日に上げてた餌を完食してて、

最後まで食いしん坊なやつでした。



んなわけで、週末は凹んでました。

今も、仕事場に来てドア開けると、バニーさんいないんで、

ちょっと辛いです。



そんな中、バニーさんの思い出を何か形にしたくで動画を作ってみました。

良かったら見てください。



子供の時は、よくペット飼っては殺してたけど、

この歳になると、かなり辛いものがあるね・・・。



久しぶりの更新でブルーな話ですみません。

多分、一代記最初で最後のブルーな話。



書くか迷ったけど、バニーさんは最愛の秘書だったので。



ほんまに、感謝で一杯です。
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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.06 結局ブートキャンプってどうなのさ

あい。今日からまたブログです。

影響が収まるまで地下に潜るつもりでしたが、

その前に、当初の目的であるビリーズブートキャンプってどないやねん。

って、言うのを報告しておきたかったりします。

まず、数値で見ると、



体脂肪:ほぼ変化なし

ウェスト:ほぼ変化なし

体重:800g減?



なわけで、数値で見ると大したことないわけです。

が、深夜のテレビでは、腹筋が割れまくり。

いや、そりゃテレビで結果報告するっつったら、

モニターの人も食事制限とかしちゃうでしょ。

って、言うのは一理あると思うんだ。

でも、オレは食事制限もしてないし、ただブートキャンプをこなしたに過ぎない。



そんなオレの場合ですが、

before

やる前の上腕二頭筋。

これが、なんと1週間後には、

after

うおーーー!!めちゃくちゃ膨れっ面だぜ!

力コブが怒り狂ってるぜ!!



というわけで、驚くほどの効果が。



なんか手に握ってるの見えるけど、細かいこと気にすんなよ。



次は、やっぱりここだよここ。

腹筋before

見て、この優柔不断な腹。

どっちかはっきりしろよおめー!!

中肉中背とか、曖昧な表現されてんじゃねーよ!!



が、しかし、だらしないこの腹が、たった1週間で、

腹筋after

割れてる!割れちゃってるって!!

なんだよこの割れ具合!

6つどころじゃねーよ!!



途中から割れ目赤くなってるけど、黒のインクがなくなったわけじゃ無いからな。

鍛え過ぎたらあんな色になっただけだからな。



というわけで、コレがブートキャンプだ!



すげーだろ。



実際の話、持続するとめちゃくちゃ効果あると思う。

オレも、1週間終わった後も、二日に一回のペースでやってるけど。

やっぱりすんごい汗出るし。

何よりも、「オレ、こんだけ頑張れるんだ!!」

という自信が物凄くつくと同時に、

1週間やり遂げたあとに、大して痩せてなくても、

なぜか、許せちゃう



痩せはしないけど、絶対身体にはいい運動だと感じるから。

そして、最初の1週間やり遂げた人は、もうちょっとやろうかな?

みたいな気分にさせてくれる。



そんなビリーの魅力が一番凄いです。



あと訓練中に、

5年間左足につけてたすっげー丈夫なミサンガが、切れました。

ミサンガ

これが、コンバットキックの時に足に引っ掛った拍子で切れた。

確かこれは当時の彼女とお台場行った時に買ったのよねー。

その時は、当時の彼女と幸せになりたいなー。

とか、願ったような気もしないでもない。



まだまだ全然切れる気配がなかったのがプッツリ切れちゃったわけで、

その時ビリーに、

「後ろを振り返るな、前を見るんだ!!」

と、言われたような気がした。まさしく「人生は変えれるんだ」と。



ちょっと神秘的な気分に浸りましたとさ。



最後に、

この写真撮ってる時に、汗かいたあとだったからか、くしゃみしちゃってさ。

なぜか連写モードだったんで、その様子をGIFアニメにしてみました。



バカ社長のくしゃみ



こんな涙ぐましい努力の上にこのブログは成り立っているのかっ!!

というのがわかりますね。

4834722589かんたんプロミスリング―ししゅう糸で楽しく手作り
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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.04 ビリーズブートキャンプ物語最終日

1日目から読む

静まり返る部屋の中で、オレはシェリーを見下ろしていた。



シェリーの唇は心なしか震えているような気がした。



「一人の女性がこの世に生を受けた。

 彼女は両親から溢れんばかりの愛を注がれ成長した。

 でも、その少女は物心付いた時に、あることに気付いた。



 自分と愛すべき父親の肌の色が違うことを。



 それが当たり前だと思っていたが、いずれは嫌でも気付かされる。

 彼女は両親に尋ねた、『なぜ自分の家族だけ肌の色がこんなに違うのか』

 両親はその時、ちゃんと説明したのかどうか、オレにはわからない。

 でも、彼女はそこに触れてはいけない何かを感じ取ったはずだ。

 そして、気付く。自分と父親は実は血が繋がっていないことを。



 でも、少女は思ったはずだ。そんなことは関係無い。

 弟と同じように愛情を注がれ、笑顔が絶えない家庭。

 自分の父親はこの人だけだと。



 その少女はきっとその時心に誓ったんだ。

 この父親の愛情に応えるために自分が出来ることは全てやると。

 どんなに厳しいトレーニングも、彼女はやり遂げたんじゃないだろうか。

 どんなに辛い時でも、彼女だけは声を出し続けたんじゃないだろうか。



 でも、そうやって父親の期待に応える中で、もう一つの感情が湧き上がってきた。



 『自分のもう一人の父親はどんな人間なのか?』



 彼女はそれを両親に内緒で、調べてしまったのか。

 または、偶然その情報を知ってしまったのか。

 とりあえず、彼女は知ってしまった。

 自分の本当の父親は、『アジア系の白人』だってことを。

 それから、彼女はアジア系の人間を見る度に言い知れぬ感情を抱くようになった。

 その感情は膨らむ一方だ。

 でも、きっと彼女は許せなかったんだ。

 自分達を捨てた父親のことじゃない。

 自分には他人も羨む最高の父親がいるのに、アジア系の人間を見るたびに、

 もう一人の父親のことを考えてしまう自分自身が」



シェリーの表情は明らかに変わっていた。



「シェリー。日本にはこういうことわざがある。

 十人十色。

 十人集まれば、十通りの色、つまり十通りの異なった考え方がある。

 だから、色んな人がいても、それを認めようよ。っていう意味なんだ。

 その中には、宗教や国籍、そして肌の色なんて関係無い。

 みんなそれぞれが一つの色なんだ。



 ビリーだって、一つの色。

 そして、君の本当の父親だって、それも一つの色。

 両方とも認めたっていいんじゃないかな。

 そうしたところで、君の中のビリーが汚れてしまうわけじゃないよ。



 それにね。



 十人十色は、英語で「数人いれば、数個の想い(several men,several minds)」って言うんだ。



 ビリーはいつも言っているよ。



 『変わりたいという想い(mind)さえあれば、いつだって人は変わることができる』って。



 そうすれば、シェリーはもっと綺麗な色になると思うんだ」



言い終えた時には、シェリーは両手で頭を抱え込むように俯いていた。

彼女の表情を窺おうとした時、



「・・・出て行って」



「出て行ってよ!!」



彼女は取り乱したように大きな声を上げた。

オレはその声に追い出されるように部屋を出た。

廊下から部屋の中の様子を窺うも、物音一つ聞こえなかった。



オレは、一息吐くと自分の部屋へ歩き出す。

そして、

   隊を去ることを決めた。



荷造りを終え、数人の仲間が玄関に見送りに来てくれた。

髪型をドレッドヘアに変えたブリジェットもその中にいた。



「似合う?これ、彼氏と同じ髪型にしてみたのよ!!」

それを聞いた時は、コイツぶん殴ってやろうかと思ったが、

ガチで勝負したら多分負けるので止めといた。



シェリーのことも聞かれたが、

「やっぱり怖いから何も言えなかったよ」

と答えておいた。



「そうかぁ。今度も失敗かぁ」

こいつ、絶対腹黒いぞ。そう確信した。



オレはみんなと握手&ハグを交わし、施設の出口に向かって歩いていく。

あっという間の一週間だった。

色々あったけど、来て良かった。そう思った。

最後にビリーに挨拶に行こうと思ったが、会ったら泣いちゃいそうだったので、

ブリジェットに伝えてもらうことにした。



角を曲がる前に、みんなにもう一度手を振った。



みんなお喋りに夢中でこっち見てなかった。



泣きそうになった。



やっぱり来なくても良かったんじゃね?

落ち込みながら門を目指す。

ブートキャンプの門をくぐろうとした時、人影が見えた。



門に寄りかかるようにして、シェリーが佇んでいた。



「帰るのね」



シェリーはこちらに顔を向けず、そう話した。



「あぁ、そうしようと思う」



その時、シェリーならオレを止めてくれるんじゃないかと思った。

前のように罵倒して、迷っているオレを引き止めてくれるんじゃないかと。



「そう」



二文字で終わった。シェリーに期待したオレのバカァッ!



オレは、暫くその場に佇んでいたが、シェリーは何も喋らなかった。



「じゃ、オレ帰るわ」



シェリーに背を向ける。



「あなたは、なぜここに来たの?」



背中越しに、尋ねられた。



「・・・おれは、」



立ち止まって、シェリーの方を振り向く。目が合う。



「―――人生を変えるためさ!」



二人でにやりと笑った。



「ビリーからの伝言よ。

 『日本人は心移りが激しい人種だから、

  また人生変えたくなったらいつでも来い!!』 だって」



嬉しそうにビリーバトンの説明をしてるビリーの顔が浮かんできた。



「その時まだここが流行ってたらね」



オレは笑顔で、そう言い返した。

―ここはブートキャンプ

人生を、自分自身を変える場所


ビリーズブートキャンプ物語 了


「ここまで読んでくれた君に神の祝福を!」
今だけ5000円キャッシュバック!

※わかってると思うけど、この物語のほとんどがオレの妄想です
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一言コメント
1 名前:バカ社長の愛人2号 (東京) 投稿日:2013/02/20 21:33:39
妄想でしたかwww

2 名前:バカ社長のここでは言えない人 (譚ア莠ャ) 投稿日:2014/10/21 23:43:44
繝薙Μ繝シ繝シ繝シ?

3 名前:バカ社長の秘書 (東京) 投稿日:2014/10/21 23:58:21
ビリー!

4 名前:バカ社長の月曜日の女 (東京) 投稿日:2014/10/21 23:59:59
ビリー!

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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.03 ビリーズブートキャンプ物語7日目

1日目から読む

最終日。



卒業するか、ここに留まるか。結局、結論が出ないでいた。



正確には、昨日のブリジェットの話を聞いて、それどころじゃなくなった。

というのが本音だった。



訓練の時間は迫ってくる。



オレは、結論を出すのを諦め、最後の訓練に集中することにした。

ビリーのことだ。ちょっとくらい結論が遅れても許してくれるだろう。



最終日は、屋外での訓練だった。

みんなでお揃いのブートキャンプTシャツを着る。

しかも、今日はいつもより隊員が多い。倍はいそうだ。

知った顔もいれば、初めて見る顔もある。



今日は最終プログラム。

ビリーのテンションも隊員のテンションも初っ端から上がりっぱなしだ。

最終プログラムは、今までの動きの復習だと聞いていたが、

初めてやる動きが結構多くて、少し戸惑った。

でも、楽しい。

ビリーバンドも久しぶりに使った。



このまま、もう少しだけ、こうしていたい。

そんな願いも空しく、あっという間の30分が過ぎ去った。



ビリーは、最後に相応しい言葉を並べている。



しかし、オレの頭にはあまり入ってこなかった。

これからのことで頭が一杯だった。



訓練が終わった後も隊員達はその場を動こうとはしなかった。

この充実感を味わっているんだろう。

最後の別れを惜しんでいる隊員もいるかもしれない。



オレは、そんな隊員達をよそに、意を決っして彼女の姿を探した。

しかし、既に施設内に戻ったらしく、見つからない。

オレは、彼女を追って、施設内へと入っていった。



少し大きめのドアをノックする。



返事は無い。



女性の部屋に勝手に入るのは忍び無いが、オレには時間が無い。

扉を引いた。鍵はかかってない。

心の中で謝罪しながら、中に入る。



質素な部屋だった。

生活に最低限の物しか置いてない。

トレーニングの本だけが雑に重ねられている。

シンプルな机の上に写真立てが三つ。

家族の写真だろう。笑顔から幸せが溢れ出している。



シャーッ



奥のシャワー室からカーテンを開く音がした。

オレは、写真立てを置き、彼女が出てくるのを待つ。



部屋に入って来た彼女は、シャツにパンツという男らしい姿だった。



「!!」



一瞬、オレの姿を見て、驚いた表情をしたが、すぐにいつもの調子に戻り、

ソファに座ると、ボディケアを始めた。



「何かようかしら?」



鋭い視線でこちらを射貫くと、足にクリームを塗りながらシェリーは尋ねた。

「あなたに話があって」オレは、少し緊張しながらそう答えた。

「わたしにはないわ」

かぶせ気味に返事が返ってきた。

部屋に充満する重たい空気に涙目になるが、ここで諦めるわけにはいかない。



「なぜ、そんなに嫌うんだろう?」



尋ねるつもりが緊張して独り言になってしまった。

もちろん、シェリーは答えない。マッサージを続けている。



ビリー、ちょびっとでいいから、オラに力を貸しておくれ。。。



「なぜ、あんたはそんなにオレを嫌う?」



シェリーは依然無視を続けるようだ。



「初めは、オレだけが嫌われているのかと思った。

 何が気に食わないのかは知らないけどね。

 本能的に嫌いな奴はオレだっている。そんな類のことだと思ってた」



勝手に話を続ける。



「でも、実際は少し違った。あんたは日本人。いや、アジア系の人間を全部嫌ってる。

 ・・・違うかい?」



そこまで聞くとシェリーは急に立ち上がった。

ビビって距離をあける。が、彼女は床でストレッチを始めた。

オレはその距離を保ちつつ話を続ける。



「今、ブートキャンプには日本人がたくさん入隊している。

 ビリーの偉大さは、日本でも評価され始めた。

 でも、あんたは日本の新兵達を片っ端から過酷な隊に勝手に押し込んで、

 一見、除隊させようとしているようにも見える。なぜだ?」



「気に食わないからよ」



初めてシェリーが答えた。



「なぜ?・・・気に食わない?」



シェリーはまただんまりを決め込んだ。



「確かに、日本人はミーハーな民族だ。

 ビリーの素晴らしさを本当にわかろうとしているかは疑問だし、

 少しでも辛いと思ったらすぐに諦める。効果が出ないと不満を言う。

 中には、陰口や悪口だって言う奴もいる。それは悲しいけど本当だ。

 でも、中にはビリーの精神を感じ取る人間だっている。それも事実だ。

 なのに、あんたのやってることは、

 その軽蔑してる日本人達とちっとも変わらないんじゃないのか?



 いいか、あんたのやってることは、ビリーブランクス、

 つまりは、あんたの父親を侮辱してることになるんじゃないのか?」



シェリーは、いつの間にかストレッチを止め貧乏ゆすりをしていた。

そして、オレの顔を睨み付けている。

少しは心に響いたようだが、このままじゃ彼女を怒らせただけで終わりだ。



いちかばちか・・・。



オレは最後の賭けに出ることにした。



「シェリー、あなたの父親はアジア系の人だったんだね」



シェリーの貧乏ゆすりが止まった。



つづく

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このエントリーを含むはてなブックマーク      2007.07.02 ビリーズブートキャンプ物語6日目

1日目から読む



今日も昨日と同じく腹筋プログラム。



ツィスト!!ツィスト!!シェイプ、そしてバーニング!!



訓練中もすすんで声を出す。

6日目にして、オレもやっとブートキャンプの一員になれた気がした。



そして、6日目にして初めて俺は一回も休まず訓練を終えた。



自分の心と身体の成長をヒシヒシと感じながら、みんなとハグを交わす。



訓練後、ミーティングがあった。

一週間の訓練期間終了を前に、このままブートキャンプに留まるか、

それとも卒業するかの選択をするためだ。

同じ隊のみんなは、ほとんどが留まることを希望していた。



それを横目にオレは悩んでいた。



留まるべきか、去るべきか。



ここで出会ったみんなと別れたくない。もっと一緒にいたい。

しかし、入隊前から一週間という期間を決めていた。

こんなオレでも帰りを待ってくれている人がいる。



それに、今別れた方が一番悲しみが少なくていいんじゃないか。

良い思い出ばかりの今別れた方が・・・。



弱虫なオレは、そんな打算的なことも考えていた。



ブリジェットがそんなオレに心配そうな顔を向けていた。

それに気付いていたが、笑顔を返すので精一杯だった。



ビリーは、そんなオレをよそに、



「いいか、みんな!今度、『ブートキャンプ・アンプド』が発売されるぞ!!

 ホラ、見てみろ。なんと今度は、四枚のDVDに、、、

 さらにボーナスDVDが付いてくるぅっ!!

 五枚組みでお値段なんと、

 アンダー40ドル!!ディスカウンティッ!!



いつの間にか、宣伝を始めていた。。。



それを見た隊員も、みんなノリノリだ。

心配してくれていたはずのブリジェットまで雄叫びを上げている。

オレも、悩んでなければ雄叫びを上げていたに違いない。



訓練中は確かにみんなと一つになった気がしたのに、なんだこの疎外感。。。



「しかも、まだこれだけじゃ無いぞ!!

 さらにこれプラス、『ビリーバトン』がついてくる!!」

ビリーバトン!!シャキーン!シャキーン



これには、さすがのオレも悩みを忘れて雄叫びを上げてしまった。



さすが、ビリー。商売も上手だ。伊達に25年もやってないゼ。



隊員達は、ヴィクトリー直後並みに興奮していた。

そして、その場で、ビリーとシェリーがビリーバトンの使い方を説明しだした。



うおー、確かにこれは今までとは違ったメニューだー!!



ノリノリで説明するビリーを見ながら、

でも、これってブルーワーカーと似てないか?

一瞬思ったが、ビリーの笑顔でどうでも良くなった。



「これが、ブートキャンプ・アンプドだ!」



その場で買おうと思ったが、ドルを持っていなかった。

激しく後悔した。



結局、そのままミーティングは終わった。

ビリーは、「明日までに決めればいい」と言ってくれた。



ミーティング後、当たり前のようにブリジェットと話をした。

今日はほんとに色んなことを話した。

ブリジェットのこと。ブリジェットの家族のこと。

オレのこともたくさん話した。

そして、話は、オレの悩みについても及んだ。

ブリジェットは、



「私は、まだバカ社長と一緒にいたいわ。

 でも、それは私が決めることじゃない。あなたが決めることよ」



長い間ブートキャンプにいるだけのことはある。

ブリジェットは至極もっともな言葉をかけてくれた。



「でも、オレを歓迎してない人もいるみたいだし・・・」

言い訳だとはわかっていたが、思わずシェリーのことを話してしまった。

ブリジェットはそれだけで誰のことかわかったようだった。

彼女は、しばらくうつむいて何か考えていたようだが、

大きく息を吐くと、



「バカ社長、あなたに、伝えたいことがあるの」



ブリジェットはその大きな瞳をこちらに向けた。



どれくらいだろう。ブリジェットは時に詰まりながらも一生懸命伝えてくれた。



「・・・だから、そのことは心に留めておいてね」



ブリジェットは最後をそう締めくくると、走り去った。



一人残されたオレは、暫く考え込んでいた。

悩みは解決するどころか、益々複雑になっていた。



つづく

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