total:
  today:
  yesterday:

このエントリーを含むはてなブックマーク 2013.09.01    求人は生物です



35歳社内SEが転職してみた
目次

1. 第1回 求人は生物です
1. 第2回 1社目からド本命
1. 第3回 アパレル業界は時間にルーズなのか
1. 第4回 新興求人サイトは使えるのか
1. 第5回 SEに英語は必要なのか
1. 第6回 鉄道会社に転職するには
1. 第7回 鉄道会社に転職するには2
1. 第8回 昇格か退職か
1. 第9回 退職を告げる時
1. 第10回 35歳社内SEが転職するためのススメ



5月中旬

会社から家に帰り、ご飯を食べるやすぐにPCを取り出し転職支援サイトに登録を始めた。

4月からの新しい上司との些細な言い争いが、俺を一気に転職に突き動かしたのである。


「うぉぉぉぉ、こんな会社辞めてやるんだからぁぁぁぁ」


転職活動の最初の一歩は転職支援のサイトに登録をすることから始まる。

最初に転職の理由とかのアンケートを簡単に登録する。

なんとか悩んだ末にそれを書き終えると、

次は、履歴書と職務経歴書を書かないといけないのだが、これに時間がかかる!すげーかかる!


履歴書では、あれ、俺が高校卒業したのいつやっけ?

から始まり、この資格取ったのいつやったっけ?と、昔の資格の合格証引っ張りだしたり。

その際に、本棚の奥から昔集めてた漫画発見したり。

Masterキートン全18巻のうち、5巻くらい読んだ時点で我にかえったり。


そして、次に職務経歴書。

かろうじて前回の転職時のデータがあったので以前のものはそれが使えたが、問題は今の会社での経歴を一つ一つ思い出すのがものすごい苦労。

あー、あんな案件もあった、こんな案件もあった。あの時はこんなことがあったなぁ。。。うふふ

なんて感じで、思い出に耽ってしまう始末。


自分の強みなんかを、ツラツラ書かないといけないのだが、それをうまくまとめるのがまたしんどい。


「うぅ、激しく面倒くさい・・・。転職するのやっぱり辞めようかな」


って、3回は考えたけど、前々から考えてたし、この勢いでやりきらないと転職できへんと思ってなんとか踏みとどまる。

おそらく転職を始める人の8割はここで力尽きるんじゃないだろうか。


逆にこんなもんで転職止めるようなやつは、転職する資格など無いわぁっ!


って、試されてる感じもした。



というわけで、怒りに身を任せたバカ社長はなんとか土俵際に残って最後までやりきる。と、思いきや挫折。

時間は深夜2時を過ぎていた。



次の日に早速エージェントから連絡があり、土曜日に面談決定。

ここらへんの早さはさすがで、本人もこの連絡でもって「あぁ、俺は本当に転職活動するんだぁ」と自覚。

焦って会社で、過去の人事評価シートを印刷して持って帰り、なんとか経歴は一通り埋めるも、強みとかまでは埋められないまま面談へ。


当日、東京駅の真ん前のガラス張りのお洒落なビルへ。

エロい笑顔の受付の人に個室に案内されると、しばらくしてドアがノック。

入って来た担当のエージェントは、田舎の農協とかに勤めてそうな人の良さそうで、ちょっとたよりなさそうな感じの人だった。

第一印象で俺の中で『田吾作』と命名。その田吾作と転職動機や求人の方向性を話し合うこと1時間程度。

最近の転職市場のことも聞いたが、アベノミクスで求人は増加傾向であるとのことだった。

作りかけの業務経歴書にどう書くかなんて、アドバイスを貰い、求人を検索させて貰って、いくつかピックアップして印刷して別れた。


エレベータをおりてビルを出ようとすると早速田吾作からメール。

すぐに経歴書を完成させろ。常に10社は求人に応募しておけ。SPIも問題集やっとけ。など、転職するに際しての進め方が書いていた。


そういや、6年前にも同じようなこと言われたなぁ。と、思いながら見ていたが、最後にこんな言葉が。


『人気のある求人は、求人が出てから3日程度でかなりの数の応募がなされます。企業側も早く採用を決めたいので、その中から決めようとします。

つまり、求人は生物です。賞味期限は3日 です」

との言葉が。


おぉ、なんという名言と、少し衝撃を受けたが、文面は思いっきりコピペやった。

というわけで、その土日でなんとか経歴書を作成して提出。

何社かに、応募をした。



まー、書類審査なんて落ちて当然やし、今度の土日で自己分析とかぼちぼちやるかねー。

転職していいとこなかったら今の会社に残るって選択肢もありやしな。



そんな軽い気持ちで転職活動を始めた俺は、この後最大の後悔をすることとなる。

つづく

この記事は、 3 オモロ


オモロボタンとは
返事が欲しけりゃtwitter