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このエントリーを含むはてなブックマーク 2013.09.25    鉄道会社に転職するには2



35歳社内SEが転職してみた
目次

1. 第1回 求人は生物です
1. 第2回 1社目からド本命
1. 第3回 アパレル業界は時間にルーズなのか
1. 第4回 新興求人サイトは使えるのか
1. 第5回 SEに英語は必要なのか
1. 第6回 鉄道会社に転職するには
1. 第7回 鉄道会社に転職するには2
1. 第8回 昇格か退職か
1. 第9回 退職を告げる時
1. 第10回 35歳社内SEが転職するためのススメ




7月20日 @東京駅。

もう行き慣れたガラス張りのビルへ。

受付の可愛げのおねーちゃん(大企業の受付のおねーちゃんは絶対顔で選んでるよね)に面接の用で来た旨を告げると、いつもとは違う場所へ向かうように指示される。

たどり着くとテニスコート2つ分ほどの広い部屋。そこは待ち合い室のようで、他にも面接らしき人たちがパラパラと落ち着き無く椅子に座っていた。

複数の会社の面接が行われているようで、何人か違う会社の採用担当者が来て、応募者を連れて奥の自動ドアへ消えて行った。

約束の時間に近づくと、先日の人事の痛い可愛い子ちゃんが自動ドアの向こうから現れ、「○○鉄道会社に応募の方いらっしゃいますか〜」

3人の男子が立ち上がった。見た感じ、どうやらバカ社長が一番年上のようだった。

可愛い子ちゃんに引率されるように、ぞろぞろと自動ドアの奥の長い廊下を進み、突き当たりにあるソファに座るよう言われる。

そこで、一人ずつ名前を確認された後、

「あのー、ところで先日の説明会は、いかがでしたかぁ?!」

目をキラキラさせて、例えるなら犬がご主人様に遊んで遊んでって言ってるような目で、尋ねて来た。

どうやら、先日の説明会の良かったところなんかを聞きたそうな雰囲気。

普段なら可愛い気も感じるんだろうが、今から面接という緊張感あふれるタイミングのこれは、正直面倒臭ぇ


他の二名は緊張でうろたえるばかりなので、年長者として、「色んな職種の説明会だったので、自分の職種についての深い質問はしづらかったですね〜」と、適当に回答する。

「そうですよねぇ!今日は、たーくさん時間あるので、たっ〜ぷり質問して下さいね!」


いちいちプレッシャーがすごいんですけど。「は、はぁ」と適当に相づちを打つ。

そして、ようやく一人ずつ面接となった。

それぞれ別の部屋に案内されていく。バカ社長は最後に部屋に案内された。

「面接が終わって部屋から退出されたら、そのまま帰って頂いて結構ですから。では、ぐわんばってくださいね!


最後まで、ブレなかったな。

内心そう思いながら、いざ部屋の中へ。


中に入ると、人事担当者と思われる年配の女性とその横にシステム担当者と思われる年配の田舎っぽい男性。

女性の方は喋りも流暢で(コンサルの人かも)志望理由や退職理由など性格的なことを、丁寧に聞いてくる。

その方のせいで、実に気持ちいいテンポで面接は進んだのだが、その間横にいる男性は全く微動だにしない。


狸の置物?


そんなことを思いながら、業務内容についての質問をすると、女性の方がそれに対して隣の男性に目配せをする。

すると、突然スイッチが入ったのか「ソコハワタクシカラ説明イタシマショウ」急に喋りだした。

質問は、先日の説明会でシステム部門の方が「仕事をやる上で、色んなルールや手順が定まっており、すごいこまかいとこまで手順化されていてさすがにうんざりすることもある」という話について、具体的にどんなルールがあるのか。というもの。

それに対しての回答が、

「弊社ハ、ISMSヤ個人情報保護法ヲ遵守シテ仕事ヲシテイマス」


は、はぁ、そうですか。

な、なんかピントがずれてる。いや、これは俺の聞き方がわかりにくかったのだろう。と自分を諌める。

とすぐにその男性が「デハ、私カライクツカ質問シテモヨロシイデショウカ」

と自分の前にある紙を手に持つと、老眼なのか少し遠目で質問を読み上げていった。

「ERPパッケージヲ導入シタ経験ハアリマスカ」

「1案件デ2社以上ノベンダーヲマネージメントシタコトハアリマスカ」

「社内ネットワーク構築経験ハアリマスカ」


などなど約10項目の質問をただ読み上げていったので、バカ社長は、ほぼYesかNoで回答していく。

そして、最後の質問が終わった後、

「私カラハ以上デス」


えっ、それだけ?!

と思ったのも束の間、再び置物と化すシステム担当者。


「では、最後に質問があれば」

女性は、置物を気にする様子もない。


さきほどの質問の内容から求める人材がバカ社長のキャリアとずれていたのを感じたでの、このままでは落ちるな。と察したが、前半はかなりいい感じで来てたのでちょっと巻き返したいと思い質問を自己アピールにつなげようと考える。


「社内SEでは、複数の案件が同時に進行すると思いますが、御社では一つの案件を、何名くらいのチームで進めるのでしょうか」

現職では、複数案件を納期を守りながら回したりと、マルチタスクに自信があったので、そこらへんに繋がりそうな質問をする。

そこで、再び置物が動き出す。

「私ガ回答イタシマス。弊社ノユーザーハ、一番大キイシステムデ5000人デス」

え?

また、俺の質問が悪かったのか?俺、システムの規模とかユーザー数とか聞いてないぞ?

そこで、食い下がって再度わかりやすく質問をするが、一度掛け違えたボタンはなかなか正しくならず。

「一人ノ担当者ガ抱エル案件ハ、3カラ5クライデショウカ」

「いえ、そうではなくてですね、、、」


結局、何とか聞きたかったことは聞けたのだが、その時点でかなりの疲労。

そのまま、挽回もできず、面接は終了。


後日、予想通りだが、「選考が難航している」という理由の元、回答期日を一週間過ぎてから結果が届いた。


 結果:不合格

 理由:より条件に合致する候補者が他におられたため


仕事内容が思ってたのと異なってたため、エージェントの田吾作にも、「多分受かっても辞退する」と伝えていたので、ダメージは少なかったのですが、二人の個性的な人に出会って思ったのは、この会社大丈夫なんだろうか。。。

なぜか落ちたバカ社長が心配してしまったのでした。

この記事は、 4 オモロ


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